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読みもの

いよいよ夏本番!なぜ丑の日にウナギをたべる?

2015.7.10

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今年もまた土用丑の日が近づいてきました。

うなぎは古来より、精のつく食べ物として、私たち日本人に大変好まれてきました。
今から約1300年前に活躍した奈良時代の歌人大伴家持も、うなぎにまつわる和歌を万葉集に残しています。

石麻呂に 我もの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻捕りめせ
(巻16-3853)
痩す痩すも 生けらばあらむを はたやはた 鰻を捕ると 河に流るな
(巻16-3854)

どちらも親友である石麻呂の痩せた姿をからかった和歌です。
一つ目の和歌で、「夏痩せに効くといううなぎを食べなさい」と促し、
二つ目の和歌で、「痩せた身体でうなぎを捕りに行って川におぼれないように」と詠っています。

このように、はるか万葉の時代から、うなぎは夏の暑さに打ち勝つための「食べる薬」として認識されていたのですね。


ところで、2015年の夏の土用丑の日は、7月24日。
実は、今年はこの日だけではありません。
2015年は、夏に土用丑が二度ある年なのです。
二の丑は、8月5日です。
とはいうものの、いくら「食べる薬」と言われても、わずか2週間ほどの間に
二度もうなぎを食べるのは少しくどい気もします。

そんなときこそ、美味しい冷酒の出番です。

濃厚なうなぎの脂と香ばしい匂いを引き立てるのが、上質な辛口純米酒。
中でも、黒松白鹿の「 純米樽酒 」との相性は格別です。

口の中でギラギラとしていたうなぎの脂が、驚くほどさっぱりと舌に馴染みます。
それでいて、うなぎが醸し出す何とも言えない旨味はそのままなのですから、まさに「清めの酒」、あっぱれです。
さらに最新の医療情報によると、うなぎと「 奈良漬 」の食べ合わせは消化を助ける作用があるそうで、
うなぎ、お酒のお供に、是非こだわりぬいた「 奈良漬 」を愉しみたいものですね。   


ビタミン・ミネラルが豊富で美容と健康の源、「食べる薬」うなぎ。
そして、日本の伝統が生み出した「百薬の長」である日本酒。
この大人だけが味わえる贅沢なハーモニーは、不老不死の願いを込めて生み出された和食の真骨頂と言っても過言ではありません。

一度ではなく、二度も三度も楽しみたくなる大人の土用丑。
日本が生み出した素晴らしい食の文化を味わい尽くしたいものです。
うなぎと日本酒で、今年も暑い夏を乗り切ることができそうですね。

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